(負けたら)お前に明日は来ない (by 伊達一義)
民主党代表選は1日午前、告示され、再選を目指す菅直人首相と小沢一郎前幹事長の2人が立候補を届け出。14日の臨時党大会で投開票され、新代表が決定することに。
なお、任期満了に伴う今回の代表選は党規約などに基づき、党所属国会議員と地方議員のほか、党員・サポーターも参加。サポーターらが参加する本格的な選挙となるのは2002年9月以来8年ぶりのこと。
今回の代表選は、小沢氏を中心とする党内最大多数の小沢グループとそれを支持するグループ連合と、続投をめざす菅首相と首相を支持する反小沢グループ連合の全面対決の構図。対決回避に向け、鳩山由紀夫前首相が事前調整に乗り出したものの見事に失敗し、激突することになった次第。
ここぞとばかりに登場した鳩山氏の仲介が役に立たなかったところは滑稽でしたが、その後、鳩山氏は周辺に「ボクはいったい、何だったんでしょうね?」とボヤいたそうで。鳩山さん、「トロイカ体制」などという「挙党一致」ならぬ「虚党一致」を誘導しようとしたあなたは、はっきり言って「間抜け」です。
それにしても、今回の小沢氏の代表選出馬に関して各マスコミの見込み違いがあまりに酷く(大半の報道は「小沢氏・出馬回避」でしたから)、連日報道されたニュースを見返すとその精度の低さに驚くばかり。
この程度の情報収集力と分析力で、国内の政局はもちろんのこと、日々変化する経済情勢や国際情勢等を偉そうに報道・解説しても大丈夫なんでしょうかね?(「小沢氏が出馬するわけがない」と断言し、赤っ恥をかいた毎日新聞社の論説副委員長である与良正男氏やTBSの報道局解説・専門記者室長の杉尾秀哉氏がその例)
そういえば、昨日、お昼時に食事をしながらTBS系の情報番組「ひるおび!」を見ていたところ。司会の恵俊彰氏が「小沢氏は菅首相と夕方に会うようですが、代表選はどうなるんでしょうか?」と質問した際、政治評論家の有馬晴海氏は「小沢・菅会談で小沢氏の出馬は100%ない。会うということは裏で話ができている」とコメント(本人は出演していません)。「100%ないと断言できるのか?」と不思議に思っていましたが、鳩山氏の話を鵜呑みにしすぎましたねぇ~。
それはさておき、小沢一郎氏が8月31日に党本部で記者会見した党代表選への出馬を表明したニュースを見た感想は、一言でいえば「やっぱり話ベタ」。
途中まで何を語っているのか理解できず、「結局、出るのか出ないのか」ともやもやした気分にさせられましたけれども。最後の最後で出馬することがわかりましたが、こんな話し方で自身の「政治とカネ」についての説明等、聞き手(有権者)を納得させられるのか大いに疑問が残りますなぁ~。今からでも遅くないので、「話し方教室」に通うことをお勧めします。
一方の菅首相はといえば。東京・永田町の憲政記念館で出馬表明の記者会見を行い、 「いよいよ政権の稼働する時だ。多くの課題を実現 するために同志の推薦を頂いて立候補することにした」と発言。
いよいよ稼働と言われても、内閣発足から3ヶ月近く経過しているんですが・・・朝日新聞等は「まだ内閣発足して間もない」と擁護していますけれども、菅首相は鳩山内閣の閣僚で自ら「副総理」を名乗っていた御仁。いきなり政権を任されたわけではなく、ウオーミングアップは十分だったはず。今までは様子見で、これから景気対策等を本格的にスタートするのですか?それよりも代表選が忙しいですよね。
何はともあれ、話し合いという談合で決まるよりも投票で代表を決める方がいいと思いますので、負けたら政治生命が終わる気持ちで代表選を戦っていただきたいものです。とはいえ、代表選の争点について小沢氏が「普天間基地移設問題」、菅首相が「消費税」を持ち出しているあたりが、お二人ともズレているとしか思えませんな。「国民の生活が第一」だったはずなのに、どうしてこの方向にいってしまうのか?「違うなぁ 俺のとは違うなぁ~」
今後の代表選に注目しつつ、これから東京をしばらく離れて静養します。では、本日はこの辺で失礼します。
「物事はどんな道筋を通っても、同じ結果になる」
-テレビ朝日系ドラマ「熱海の捜査官」-より
「味方だからって、みんなが仲良しなわけじゃない。敵にだって、いい人はいる。いまのあんたは、敵でも味方でもない」
-BS TBS「MM9 MONSTER MAGNITUDE」-より
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