久しぶりの投稿になるけど、実際世の中もえらい変わってしまった・・・

昨年9月のリーマンショック。就職内定取消し、派遣村、派遣切り、TOYOTAやPANASONIC、SONYといった「勝ち組企業」の赤字転落。
不況の底は文字道理底知らず。

そんなときよく使われる言葉が、「100年に一度の不況」

グリーンスパンが最初に言った言葉だと思うけど、いまや国会答弁にも使われている。
でもなぜ、100年なのだろう・・・ 30年でも50年でも、あるいは200年、300年でもなく。。。

実はちゃんと根拠があるらしい。
その根拠とは・・・・「標準偏差」

将来の株式相場を予想するときに、現在の金融工学ではブラックショールズ数式だのいろいろな「公式」があるのだけれど、
もちろん必ずあたる・・・ものではなく(そんなことになったら皆金持ちだ)。要は確率論。

たとえば半年後の株価は、これだけの確率で、この金額のレンジに収まるだろうという数値をはじき出し、投資銀行は株の売買(現物や先物)を行う。
半年後の日経平均が-10%~+20%の確率は60%・・・とかね。
これが30%増、あるいは20%減となれば当然確率は下がる。
100%増、50%減ともなればもっと少ない確率なのは誰でもわかりますよね。

・・で、リーマンショックの前と後、つまり数ヶ月で倍増、あるいは半額になる確率は、1%前後という数値になるらしい。

1%・・・つまり100分の1。

これが100年に1度の根拠らしい。

しかし、
こういった数値に意味はあるのか?
100年前の世界(明治時代)と、平成の今を比べても意味はないのはちょっと考えてもわかる。

今の社会のグローバル化、インターネットの登場以来のネットワーク社会は人類史上初めての経験だ。
インターネット社会は、何百年に一度の現象なんて、そんな定義自体が無理だし。

たとえばGoogleは、設立わずか10年で、電通・博報堂の売上をあわせた金額よりはるかに大きい広告収入を上げる会社になった。

これって、何百年に一度の現象・・・?

社会が大きく変わっているときに何年、あるいは何十年に一度、という言い方はまったく意味を成さない。

それより社会がどういう方向に行くのか、その中で自分が何ができるか考えたほうがよほど有意義だ。

ユニクロ、マクドナルド、楽天など、今この時点で最高益を出している会社は山ほどある。